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木造住宅の構造様式には、伝統構法、丸太組構法、在来軸組構法、枠組構法、パネル構法、集成材構法などさまざまな構法がありますが、日本の古来から伝えられてきた伝統構法を発展させた在来軸組構法に対して、1970年代ころから、欧米で標準的とされる枠組構法も日本の住宅においても採用されるようになってきました。
在来軸組構法は、木造住宅を柱や梁といった軸組で支えていますが、枠組工法では、耐力壁と剛床を強固に一体化した箱形構造という特色があります。
主要な部材が、2インチ×4インチを基本とした規格品の構造用製材で構成されていたことから、ツーバイフォー構法ともいわれています。
規格品の構造用製材のことをディメンションランバーともいいますが、2インチ×6インチ規格や2インチ×8インチ規格などの構造用製材もあります。
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また、このサイズは未乾燥状態の製材のサイズですから、実際に木造住宅に使われている乾燥状態の構造用製材は若干小さくなります。
日本においては、JAS(日本農林規格)により構造用製材の品質や種別などが定められています。
ちなみに、枠組工法に限りませんが、伐採直後の未乾燥の製材をグリーン材といい、乾燥機により人工的に乾燥させた木材をKD材といいます。
枠組工法は、規格化された部材が使われている木造住宅の構法のため、高品質な部材による、シンプルな構造システムといえます。
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仕口や継手などの複雑な加工は基本的にないため、高度な技術も必要なく、施工性が良く、施工にあたっての安全性が高い構法でもあります。
枠組工法で使用される釘も規格化されていて、構造用製材に使用するのは、太め鉄丸釘(CN釘)のCN50(緑)・CN65(黄)・CN75(青)・CN90(赤)の4種類が基本となっているため、釘の頭の色により、誤使用が施工後も判断できるようになっています。このように、枠組工法は、合理的な構法だといえます。
ちなみに、在来軸組構法になどに使われるN釘ですが、枠組構法で使われるCN釘の影響から、頭部に釘長を刻印したカラー釘が住宅市場用に出て来ています。